夢・かなえ丸

夢・かなえ丸 11月ブロック例会


11月の(夢・かなえ丸)のブロック例会は5月に入会したばかりの、有限会社 若菜クリーニングの若菜真一さんの会社を訪問しました。なんと創業は昭和9年と創業78年と、同友会の中でも老舗に入ります。

創業時の写真(前は路線バスが通っています。今は、城南線です)

叔父さまが今の場所(薬院、城南線沿いの一等地!)に創業されて、お父様が継ぎ、若菜さんが3代目の社長さんです。

まずは工場見学の前の予備知識をみんなで勉強します。
クリーニング品の流れを説明してもらいます。「受付から仕分け、洗い、染抜き、プレス、包装などを経て、お客様の手にきれいな品物が戻ります。」と説明の中にも専門用語や聞き慣れない言葉がでてきて、クリーニングの奥の深さにみんなは興味津々です。
では、さっそく実際に工場見学をしてみましょうと、受付の裏に大移動します。受注したばかりの洋服の素材や汚れを細かく説明してもらうと、その種類の多さに驚きです。ボタンを傷つけないように1つづつアルミ箔で包むのも手作業です。ドライ洗い用と水洗い用の洗濯機も何台もあり、大きなものは400万近くするとか。襟専用のプレスもあり、クリーニング店でおいているのはかなり珍しく、若菜さんのこだわりが分かります。

最後に工場見学の目玉企画!!

プロの技である染抜きを実際に目の前で実演してもらいました。ドレスの汚れは10秒で、シャネルの黄ばみも見る見るうちに消えていきます。まさに神業!参加者からは、感嘆の声がとまりません。

アフター
ビフォー

分かりづらいかもしれませんが、下の部分全体の黄色しみが取れています。シャネルのウン十万のコートです!

「取れないシミはありません!」という若菜さんは、材料、材質だけでなく、お客様の品物に対する想いと真剣に向き合っている、それがプロの技だと感じました。

若菜2

見学の後は、工場2回の居間(若菜さんの生家)でプロフィール&会社説明をしてもらいました。

中学&高校は大阪で寮生活(名門PL学園)、大学卒業後東京で大手ディスプレイ会社に就職後、30歳で福岡に戻り家業を継がれます。始めの3年は有名クリーニング店を青森〜鹿児島まで1人で見て回り、その技術を勉強したそうです。ボタン、アパレス、皮業界のことや、着物の染抜きは東京の先生からと、とても勉強家の若菜さんです。自分が得た知識を社員さん全員に伝え、その技術とサービスを誠実にしていることが、若菜クリーニングの質の高さに繋がっていることがよくわかりました。

現在4店舗ありますが将来は1店舗にして、全国からわざわざ探し出して来てくれるようなクリーニング店でありたいそうです。先祖から受け継いだ店を1つの場所で一所懸命育てて守り愛されることが自分の使命だと話す若菜さんの言葉に、私達も感動しました。本当に楽しくためになる報告を有り難うございました。

 

例会終了後は、近くの焼き鳥屋「炭寅」で懇親会を行いました。毎回恒例の近況報告や、若菜さんの芯のある価値観やアツイ人柄に触れて、さらに盛り上がった有意義な時間でした。参加者の皆様、本当に有り難うございました。

次回は12月19日に、「2013年 夢・かなえ丸ブロック 抱負宣言大会」を行います♪

夢・かなえ丸ブロック8月例会


8月の(夢・かなえ丸)のブロック例会は、いつもの会社訪問とは違った街歩き風の例会をおこないました。

夢・かなえ丸の心強い担当副支部長である山田秀樹さんと一緒に、日本ビルケアさんが施行した天神明治通りのビルを見て回るという、題して「山田秀樹と巡る天神明治通りツアー」です。

渡辺通りと天神西通りにはさまれた明治通りの両脇にならぶ、福岡でもど真ん中のビル群の約80%以上の11個のビルの改修工事を日本ビルケアさんが手がけています。その1つ1つの特徴と歴史をお話してもらいました。

スタート地点は、天神ビル前。10名強の大人達が山田さんの準備してくれたガイド図を手に、天神ビルのタイルを凝視しながら、山田さんの説明を真剣に聞いています。
築52年の天神ビルはタイル張りで、剥落防止の工事のニュークリック工法という特殊な改修工事を担当されたそうで、福岡の西方沖地震の時もタイルが1枚も落ちなかったとか。(向いの福ビルは外装が落ちて大変な映像が流れてましたね)また天神ビルは地下5階まであり、一番下は天神地区の電気機械室になっているとのレアな情報も聞かせて頂きました。
旧)岩田や本館(パルコ)はなんと築76年で戦前から建っているビルで、未だに芯に竹が使われている場所があるそうです。外壁工事では剥がれそうなタイルに鋲を打ち、上から分からないようにシールをするのが基本。よ〜く見ると、タイルに丸型の鋲を打ち込んだ部分が見えました。こんなに外装のタイルを見ることも初体験です。

夢・かなえ丸8月例会写真
カクマルの曽根田さんが参加していただいたので、同時に下の境界線のマークの説明をしてくださいました。国土交通省と建設省と書いてあるものの違いや、民間の土地、国、福岡市、福岡県の土地の境目を道路を見ながら、勉強します。
福岡天神センタービルには、山田さんは特に思い入れがあるそうで、14年前に前職で福岡に来るきっかけになったビルとのこと。その後独立しても、お取り引きは続き、タイルの上にアルミを張る現代風な改装工事をしたそうです。
1つ1つ思い出深く、ビルの改装工事を語ってくださった山田さん、日本ビルケアのスローガン「建物の美と健康を追求する!」と如く、ビルを長く丈夫に維持するには日々の手入れと、外壁の材料や建築の特徴をしっかり理解した信頼できる改修工事業者に依頼することなんだということがよく分かりました。
やはり実物や施行事例を実際に見ることで、学びや気付きが多いブロック例会になりました。

夢・かなえ丸8月例会写真 

暑い中の街歩きで疲れた身体には、スパイスでパワーチャージをしようということで、天神西通りにあるタイ料理 バンダルで、スパイシーな料理を頂きました。新会員さんや他ブロックからも参加して頂いて、アットホームな楽しい時間で、親睦を深めることが出来ました。

夢・かなえ丸8月例会写真1

夢・かなえ丸ブロック7月例会


3回目の(夢・かなえ丸)のブロック例会は、3月に入会されたばかりの「株式会社 花村」さんを会社訪問しました。

入江商店さんのお得意様とのことで、かりがね茶と抹茶のお菓子でおもてなしをしていただきました。紹介者はもちろん入江恭子さんです。

なんと創業は明治20年! 100年以上も続いている会社さんなのです。

まずは会社の歴史から。戦時中休止状態だった衣料の卸小売業を再会したのは昭和23年。

郵政局の指定店や福岡県職員への衣料の販売など、戦後は物があると売れていた時代だったそうです。貸衣装や、呉服の販売、オーダーの紳士服の販売を始めたのもこの頃で、当時は呉服の売上が半分以上だったとか。直営の紳士服縫製工場もあり、博多駅東口に土地を購入して2店舗目をオープンと事業を拡大されていきます。

しかし呉服を着る人が減り、売上が減少して赤字が続きます。その頃に絹代さんがお嫁さんとして、花村さんに嫁がれました。この頃が経営としては1番つらい時期でしたが、博多駅東のお店を壊し博多駅ビルをオープン、ついで大橋ビルをオープンし、テナント賃貸業を始められます。

1994年に旦那様の花村幸男さんが同友会の経営計画セミナー(志賀島)を受講され、経営方針を色々と考えられたそうです。2007年には現在の店舗がある川端に3つ目のビルをオープンされ、賃貸ビル業、呉服・オーダー紳士服業の2本柱で経営をされています。

 

 

着物の展示会のように、和室にたくさんの種類の着物、帯を陳列していただきました。

素敵な呉服店舗は大塚けんじさんの設計とのことで、とても使いやすようでした。フォーマル、つむぎなど着物の種類も説明してもらい、着付けの体験もさせていただきました。
次は隣に移動して、オーダー紳士服の説明を社長様が丁寧にしてくれました。生地の違い、縫製の難しさ、オーダー紳士服の長所など、普段聞くことのできない貴重なお話でした。実際に採寸もやってもらい、そのポイントも教えて頂きました。

懇親会は1階のテナント「とりのてつ」で行い、地鶏の炭火焼や水炊きなど、美味しい郷土料理をたっぷり堪能しました。着物の魅力を再発見できた、とっても有意義なブロック例会でした。

(7月例会では、お話と体験にすっかり夢中になり、写真を撮るのを忘れてしましました~)

夢・かなえ丸ブロック6月例会


2回目の(夢・かなえ丸)のブロック例会は、知る会や勉強会でいつも美味しいお茶を入れてくださる入江恭子さんの「株式会社 入江商店」を会社訪問しました。

㈱入江商店

 

入江さんは同友会歴10年、2年前の支部例会で報告者としてお話をされたベテラン会員さんです。
実家があった場所に「舞鶴いり江ビル」を建てたのは5年前。それまでになんと7回の引越をしたそうで、その歴史は天神の開発、移り変わりと大きく関係しています。

入江商店店内

昭和22年におじい様が天神中心部の「因幡町商店街」に菓子の個人商店をゼロから始めたのがスタート。当時は売れるものを自転車で配達していたそうです。八女が実家ということから、昭和26年に「株式会社 入江商店」に改めて、『菓子舗いりえ』と『茶舗いり江豊香園』になりました。順調に売上が伸びていたのに、36年にダイエーができてお菓子が安価に手に入るようになったことで、菓子舗を閉店。その頃に西鉄名店街味のタウンに「純喫茶谷間」をオープンすると、コーヒーブームで順調な売上だったそうです。ここで20歳のときに入江さんが入社し、飲食店、経理、販売、喫茶と様々な業務に携わり経営を学びます。

恭子ストーリー

この後に大きな事件が。創業26年目の1971年に商店街が火災になり、店舗が焼けてしまいます。この逆境でもお客様をなくさないように1日も休まず、電話1本で営業を続けたそうです。さすが、商売人の血筋ですね!
その後も天神の開発に伴い、「てんじんファイブ」、「ニチイ」、「西鉄フードタウン」と何度も引越を余儀なくされます。この間に、子育てから入江さんは復帰して社長に就任することになりました。店舗を閉鎖した時期もありましたが、同友会と出会いや娘さん、息子さんの入社もあり、現在ではお父様の夢でもあった『茶舗いり江豊香園』を復活させて、お客様と直接触れ合える場所を作っています。今、やっと原点に戻り、【いり江特性 かりがね茶】を守りながら、地域に愛される会社を作っていきます!と宣言されいました。

玉茶
次は大人のたしなみとして、お茶の入れ方を入れて頂きました。

鮮やかなグリーンの色が美しい玉茶は苦味と甘みが絶妙なバランス。みんな一口飲むと、「うわ〜、甘い!!」いつものお茶とは全く違い深みです。

その出がらしにポン酢をかけて頂くのが「しずく茶」、上質なお茶葉は食べられるんですよ。

玉茶出がらし

皆さん初体験だったようです。そして最後にかりがね茶の美味しい入れ方を伝授してもらいました。

お茶のいれかた

湯のみを温め、茶葉を蒸らし、均等につぎ分ける。みんな、真剣にお茶をついでいます。

珍しい光景ですよね!こちらも旨味と甘みをしっかり味わえる、とても美味しいお茶を頂けました。

お茶入れ

店舗には「きくち」の梅が枝もちが売ってありました。支部内での素敵なコラボレーションです。

きくちの梅ケ枝餅
懇親会はご近所の「大木戸」へ。京風おばんざいと韓国のオモニ料理を味わいながら、近況報告やブロック例会での学びや気付きを話して頂きました。

夢・かなえ丸ブロック5月例会


今期初めての(夢・かなえ丸)のブロック例会は、福友支部唯一のプロシンガーである勝田友彰さんの職場訪問をさせて頂きました。勝田さんの入会はちょうど1年前で、入会後に「還暦を祝う会」でその素晴らしく迫力ある歌声を聞いて、すこし涙が出たことを覚えています。
声楽家(テノール)として日本だけでなく、海外でも精力的に活動していらっしゃる勝田さんが「北原白秋」の生誕地である柳川で待望の初公演を行うと聞き、今回そのリサイタルをブロックメンバーと一緒に聞きにいこう!ということになったのです。
今年の「夢・かなえ丸」のテーマは、「触れて、聞いて、感じて、美味しく、楽しく学ぶ」です。ということで、リサイタルの前に柳川観光をすることにしました。柳川といえば、川くだり&うなぎのせいろ蒸しです。まずはみんなで船に乗り込み、川くだりから。柳川の歴史や歌など船頭さんの話を聞きながら、10以上の橋の下をくぐり、亀、鴨、お花、銅像や石碑など川からの景色を楽しみます。約70分の川くだりを終えると、ちょうどお腹もすいてきたので、旧柳川藩主立花邸「御花」に移動しました。江戸時代に建てられた別荘と庭園は華やかな雰囲気で、ちょうど結婚式が行われていました。きれいなお庭を見ながら、イソギンチャク、ムツゴロウなど有明海の珍味&せいろ蒸しをいただきます。郷土料理を味わうのも、食文化を学ぶには必要ですね。
そしてリサイタル会場である水の郷ホールに移動します。小学生から年配の方まで幅広い年齢の方がぞくぞくと集まり、300人収容のホールはほぼ満席になりました。勝田さんは佐賀県出身、国立音楽大学を卒業後、文化庁芸術国内研修員として実力をつけられ、代1回全国童謡コンクールグランプリ、日本の歌コンクール入賞など輝かしい実績の持ち主です。オペラ、ミュージカル出演、舞台やテレビドラマ、ラジオなど多彩な活動をしていらっしゃいます。また1997年から視覚障害者のためのチャリティーコンサートを各地で開催し、愛知万博のイベントとしても取り上げられて反響を呼びました。そんな勝田さんの歌声を生で聞けるのは、本当に貴重な体験です。芥川作曲賞受賞のピアニスト丸山貴幸さんと佐賀市在住のエレクトーン走者宮地真美さんの演奏で、まずは「ふるさと」からリサイタルのスタートです。第一部はこいのぼり、茶摘など「ふるさとの四季」と、北原白秋の詩を歌詞にした、この道、まちぼうけ、からたちの花など約15曲を透き通った声で披露されました。途中に、地元小学生が柳川をテーマに作った詩に音符をつけて歌ったり、手話でふるさとを会場の皆さんと歌ったりと、勝田さんの優しい人柄が伝わってきました。第2部は帰れソレントやオペラなどテノール歌手の本領発揮です。会場中に響き渡る高音の歌声に、みんな引き込まれていきます。イタリア留学のエピソードやオペラの歌の背景をお話しながら、会場の雰囲気を和やかにする技もさすがプロのエンターティナー♪ 2回のアンコールでは、「千の風になって」も歌ってくださいました。歌い手の秋川雅史さんも勝田さんの大学の後輩だとか。実は当日の朝、佐賀城でもコンサートを開いていらっしゃったので、本調子の喉ではなかったらしいのですが、ベストを尽くして2時間にわたるリサイタルを終えた姿には、プロ根性と感動を受けました!!
東日本復興支援CD「SMILE AGAIN」は、リサイタルの中で勝田さんが歌ってくださったこともあり、なんと114枚の募金をいただきました!!私たち全員で募金活動させていただきました。歌を通じて、人を幸せにする!!そんな勝田さんの活動からは、おもてなしの心や場の雰囲気作り、そしてプロフェッショナルとは何かを学ばせていただきました。心も体もお腹も大満足の有意義なブロック例会をすることができたと思います。勝田さん有難うございました。